韓国政府の債務の残高が初めて500兆ウォンを超えました。
企画財政部が23日に公表した財政動向によりますと、政府の債務残高は7月末現在で503兆3000億ウォンで、初めて500兆ウォンを超えました。
政府の中期財政運用計画では、2014年の政府債務残高は499兆5000億ウォンと見積もっていましたが、7月の時点で予想を大きく上回ったものです。
政府関係者は、政府債務残高が当初の予想を上回ったことについて、満期が到来した外貨建て国債や国民住宅債券が多かったためで、年末には7月より債務が減るだろうと述べました。
韓国の2013年末の債務残高は489兆9000億ウォンで、GDP対比で34.3%でした。
これは先進国に比べると良好な水準とされています。
日本は200%を超えていて、アメリカ、イギリス、フランス、イタリアは100%を超えています。