70歳以上の高齢者の10人に1人が、認知症を患っていることがわかりました。
健康保険審査評価院によりますと、去年1年間に認知症で治療を受けた人は、4年前の2009年より87%増えて40万5000人となり、70歳以上では10人に1人が認知症を患っているということです。
男女別では、女性が男性の2.5倍に上りました。
これについて健康保険審査評価院は、「認知症は、脳が損傷して認知的な能力が全般的に低下する病気で、日常生活に支障をきたすほどの記憶力の低下や言語障害などの症状が表れれば、できるだけ早く専門の病院で受診する必要がある」と説明しています。