政府は電気自動車の普及を促すため、電気自動車専用のバッテリーを賃貸する事業を来年から済州(チェジュ)島で試験的に始める計画です。
電気自動車は専用のバッテリーで動き、ガソリンなどの燃料を使わないため、温室効果ガスを発生させない環境に優しい自動車ですが、専用バッテリーの値段が高いので普及がなかなか進まないと指摘されています。
このため産業通商資源部は、来年2015年から済州島で試験的に電気自動車専用のバッテリーの賃貸事業を始める計画を明らかにしました。
それによりますと、市外バスの2つの路線に専用バッテリーを賃貸して運行する電気自動車のバスを導入し、2017年までにタクシーやレンタカーも含めて1000台を導入する計画です。
産業通商資源部はこの事業について、専用バッテリーを賃貸するので、電気自動車の値段が安くなって販売を促すことができて、温室効果ガスの削減にもつながると期待しています。