農業資材など2億ウォン相当を支援するために北韓入りしたトラックが、1日に韓国に戻ってきます。
これらのトラックは、先月29日に支援物資を積んで北韓に入り、休戦ラインから120キロほど入った北韓の黄海南道沙里院の協同農場まで支援物資を運びましたが、休戦ラインに近い開城までは韓国の運転手が、開城から沙里院の協同農場までは北韓の運転手が運転しました。
また、帰りは、開城までは北韓の運転手が、開城からは韓国の運転手が運転します。
運転手を交替したものの、韓国のトラックが北韓の内陸部まで支援物資を運んだのは初めてです。
支援物資を北韓のトラックに積み替える手間が省けることから、今後の民間団体の支援でもこうした方法が使われるのではないかとみられます。