韓国外国為替市場では、ここ2週間、ウォン安ドル高が進み、ドルに対するウォンの下げ幅は、世界各国の通貨のうち2番目に大きくなっていることがわかりました。
金融業界が2日に明らかにしたところによりますと、ウォンの対ドル相場は、およそ2週間前の先月18日には1ドル=1043ウォン40銭だったものが、今月1日には1062ウォン65銭と、1.8%下がっています。
これは、主要13か国のうち、ブラジルの3.8%に次ぐ下げ幅となっています。
今後、ドル高が進めば、新興国の金融市場から資金が流出し 、株価の下げ幅がさらに拡大する懸念が出ています。