一か月近く公の場に姿を見せず、さまざまな憶測が流れている北韓の金正恩第1書記について、韓国とアメリカの情報当局は、現在、足首の病気の治療を行っているものの、統治体制に異常はないものとみているもようです。
金正恩第1書記は、先月3日に牡丹峰楽団の演奏会に出たあとは、公の席に姿を現しておらず、健康悪化説だけでなく、さまざまな憶測が流れています。
これについてワシントンの外交消息筋は、現地時間の2日、「金正恩第1書記は、足首の病気の治療を受けている最中で、一部で提起されているクーデター説は根拠がはっきりしない」と述べ、金正恩体制に異常はないということで韓米情報当局の見解が一致していることを明らかにしました。