韓日関係が冷え込んでいるなか、日本では、ここ5年間で、900件以上の反韓デモが行われたことがわかりました。
外交部が国会の外交統一委員会に提出した国政監査の資料によりますと、2010年からことし7月末まで、日本にある韓国の公館や韓国人が多く住む地域などで、合わせて921件の反韓デモが行われたということです。
年度別に見ますと、2010年には22件だったものが、2011年には89件、おととしは310件、去年319件、と年々増え続け、ことしも7月末まで181件となっています。
外交部は、「反韓デモによる韓国人の被害はないが、東京の代表的なコリアンタウン、新大久保を訪れる人が減っていて、韓国料理店などの売上に間接的に影響を及ぼしている」と話しています。