北韓で朝鮮労働党創立記念日の10日、 毎年恒例となっていた錦繍山太陽宮殿への参拝に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が姿を見せず、金第1書記の動静不明に関心がを高まっています。
北韓の朝鮮中央通信が10日伝えたところによりますと、金日成国家主席と金正日国防委員長の遺体が葬られている繍山太陽宮殿への参拝者の中に金正恩第1書記の名前はなく、 宮殿の中にある銅像前に金正恩第1書記の名前の花かごが置かれたということです。
金正恩第1書記は先月3日を最後に公の場に姿を見せておらず、さまざまな憶測が飛び交っています。
一方、韓国統一部の報道官は10日の記者会見で、「金正恩第1書記による統治は正常に行われているものとみられる」という見解を示しています。