朴槿恵大統領は、韓半島の緊張緩和と平和定着のためにも北韓との対話は続けるべきだと述べました。
朴大統領は13日に大統領府青瓦台で開かれた統一準備委員会の全体会議で、北韓の軍事挑発には徹底して対処するものの、対話の門は開放し、平和定着のための対話に努めるべきだと述べました。
また、高官級協議が南北関係改善の契機になるだろうとしたうえで、北韓に対する制裁措置の解除についても、対話を通じて解決していくことができるとしました。
大統領が北韓に対する制裁措置の解除について具体的に言及したのはこれが初めてで、南北が先に合意したように10月末から11月初めにかけて高官級協議が開かれる場合、制裁措置の解除が主な議題になるとの見方も出ています。
一方、朴大統領は統一準備委員会の活動について、非武装地帯の世界平和公園の建設、平和統一憲章の作成、北韓住民の生活の質の向上などに努めるよう促しました。