北韓は、アメリカの敵視政策で、アメリカ軍の遺骨発掘作業が中断したと主張しました。
北韓の国営朝鮮中央通信は13日、板門店の北韓軍代表部の談話を引用し、アメリカの北韓に対する敵視政策で、北韓でアメリカ軍の遺骨を発掘するための組織が解体され、水力発電所の建設や土地整理の過程で掘り起こされたアメリカ軍の遺骨があちこちに放置されているとしました。
アメリカは北韓で1996年から韓国戦争当時に戦死したアメリカ軍の遺骨発掘作業を進めましたが、2005年にアメリカの発掘チームの安全上の懸念を理由に作業を中断、その後、2011年に再開したものの、2012年3月に北韓が長距離ロケットの発射計画を発表し、再び中断したままとなっています。