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社会

催涙弾の輸出 2011年以降300万発上る

Write: 2014-10-14 10:08:35Update: 2014-10-14 10:08:35

催涙弾の輸出 2011年以降300万発上る

韓国国内では催涙弾の使用が禁じられていますが、韓国の催涙弾メーカがこの3年9か月間、24か国に300万発以上の催涙弾を輸出したことがわかりました。
国会の安全行政委員会がまとめた国政監査の資料によりますと、2011年からことし9月までの3年9か月間、24か国に316万発の催涙弾を輸出したということです。
韓国には、慶尚南(キョンサンナム)道金海(キムヘ)市に催涙弾を生産する唯一のメーカがありますが、金大中元政権以来、国内での催涙弾の使用が厳しく禁じられているため、海外への輸出に目を向けたものです。
2011年以降、催涙弾がもっとも多く輸出された国は、政府に対する抗議デモが続いているバーレーンで、144万発が輸出されました。
また労働者によるデモが激しかったミャンマーには、ことし27万7000発が、トルコには、去年の43万5000発に加えて、ことし9月まで2万5000発が輸出されました。
安全行政委員会は、労働者への弾圧など、対立や紛争が続いている国に催涙弾を輸出することは、人権を弾圧する国であることを自ら認めているようなものだと指摘しています。

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