韓国と北韓、そしてロシアが進めているナジン・ハサン開発プロジェクトの本契約の締結に先立って、来月中にモデル運送が行われます。
統一部の関係者によりますと、来月中にロシア産の石炭3万5000トンを北韓の羅津(ナジン)港を経由して、韓国の浦項(ポハン)港から持ち込み、鉄鋼大手POSCOに運ぶ、モデル運送を行う予定だということです。
このプロジェクトは、ロシアのハサンと北韓の羅津間の鉄道や羅津港の港湾施設を近代化するもので、韓国からは、鉄道公社コレール、鉄鋼大手POSCO、現代商船による企業連合が加わっています。
韓国政府は、ロシアと南北の物流網を統合するこのプロジェクトが、朴槿恵大統領が進めている「ユーラシア構想」の目に見える初めての成果になると期待していて、韓国政府が実施している北韓への制裁の例外として、積極的に支援しています。