韓流ブームに支えられて、化粧品の貿易収支が初めて黒字に転じる見通しとなりました。
韓国貿易協会傘下の国際貿易研究院が14日、まとめたところによりますと、ことし1月から8月までの化粧品の貿易収支は、1億4766万ドルの黒字となりました。
輸入額は8億9411万ドルで、去年の同じ期間に比べて10%増えたのに対して、輸出額は10億4177万ドルと41%も増えました。
これは、韓流ブームの影響で中国への輸出額が2億9000万ドルとおよそ70%増えたためで、化粧品の貿易収支が1月から8月までに黒字になったのは初めてです。
国際貿易研究院は、「このままいけば、年間ベースで初めて黒字を記録することは確実だ」としています。