最近の韓半島の安全保障状況を踏まえて、韓国とアメリカは、22日にワシントンで開く予定だった韓米軍事委員会を、ビデオを使った会議に変えることになりました。
国防部が20日、発表したところによりますと、韓国とアメリカは、韓米軍事委員会の会議を、23日にビデオを使って行うことにしたということです。
韓米軍事委員会は、両国の国防相が出席するSCM=韓米安全保障協議会の前日の22日にワシントンで開く予定でした。
しかし19日に軍事境界線付近で南北間の銃撃戦が行われるなど、最近北韓による挑発が続いているため、国防部長官と合同参謀本部議長がともに韓国を離れるのは適切ではないという判断から、崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀本部議長のアメリカ訪問を取りやめて韓国に残ることにしたということです。
今回の韓米軍事委員会で、崔合同参謀本部議長とアメリカのデンプシー統合参謀本部議長は、北韓の最近の挑発行為についての情報を共有し、韓米両国の協力方策を協議するものとみられています。