大規模な災害の発生に備えた「災難対応安全訓練」が、21日から3日間にわたって行なわれます。
今回の訓練は、セウォル号の沈没事故が発生して以来、初めての総合的な訓練で、中央安全管理委員会、安全行政部、消防防災庁が中心となり、中央省庁、地方自治体、公共機関など合わせて435の機関や団体が参加します。
初日の21日は、公務員を対象に安全管理委員会を開き、訓練計画、安全管理対策を点検する予定です。
22日は、有害物質の流出、鉄道事故、トンネルでの火災などに備えた訓練を、23日は、仁川(インチョン)大橋周辺の海上で、大規模な海難事故に備えた官民軍による合同訓練を行ないます。
訓練の期間中には、消防車や救急車などの緊急自動車に進路を譲る訓練や地下鉄の乗客の非難訓練など国民が参加する訓練も行なわれる予定です。