韓国では、自転車事故が年間1万2000件ほど起き、事故による死者の数は300人に迫っていることがわかりました。
交通安全公団がこのほど国会に提出した資料によりますと、2009年から去年までの5年間、韓国では、6万2000件の自転車事故が発生し、1480人が死亡しました。
年平均でみますと、年間1万2000件あまりの自転車事故が起き、300人近い死者が出ていることになります。
人口10万人当たりでみた死者の数は0.6人で、OECD=経済協力開発機構加盟国平均の0.4人を上回っています。
これについて、交通安全公団は、自転車に乗る人が増えているなか、安全に走れる自転車専用道路などのインフラはまだ十分に整っていないためと分析しています。