韓国の自動車メーカー、現代(ヒョンデ)自動車のことし7月から9月までの第3四半期の営業利益率が7%台に落ち込んだことがわかりました。
現代自動車が23日に明らかにしたところによりますと、ことし7月から9月までの第3四半期における営業利益は、1兆6500億ウォンで、去年の同じ時期に比べて18%減っていて、営業利益率は、7.7%と、去年の同じ時期の9.7%に比べて2ポイント減っています。
売上高は、21兆2800億ウォンで、去年の同じ時期に比べて2.2%、販売台数は112万9000台で、1.8%増えていますが、9月にウォン安ドル高が一気に進んだことの影響で、ドルで積み立てる商品保証引当金の負担が増え、販売管理費が膨らんだため、営業利益が悪化したと現代自動車は説明しています。
現代自動車は、次の4四半期には、国内の工場の稼働率が改善するほか、新車の販売比率の拡大が見込まれることなどから、業績の改善が期待されるとしています。