韓国の中央銀行に当たる韓国銀行が24日まとめたところによりますと、今年7月から9月までの第3四半期の実質GDP=国内総生産は、前の四半期に比べて0.9%成長しました。
成長率は、第2四半期に旅客船沈没事故の影響などで一時鈍りましたが、第3四半期は、再び回復したものです。
しかし、去年の同じ時期に比べた成長率は3.2%で、去年の第2四半期以来の低水準となっています。
部門別にみますと、前の四半期に比べて建設投資が2.9%、民間消費は1.1%増えています。
一方、輸出は、為替の変動などの影響で、液晶パネルや自動車、化学製品を中心に2.6%減少し、輸入も0.7%減りました。
また、設備投資も運輸機器を中心に0.8%減っています。