今年4月、陸軍に配属された新兵が先輩の兵士らから集団で暴行を受けて死亡した事件で、軍検察は24日、主犯の兵士ひとりに死刑を求刑しました。
またこの主犯の兵士とともに、同じく殺人罪で起訴された他の3人の兵士に対しては無期懲役を求刑しました。
この事件は、ことし4月、陸軍第28師団の砲兵連隊の23歳になる新兵が、先輩の兵士らから繰り返し集団暴行を受けて死亡したもので、軍検察は、当初、加害者の兵士ら6人を傷害致死罪で起訴しましたが、殺人罪を適応すべきであるという声が高まり、このうち4人に対して殺人罪での起訴に切り替えていました。
判決公判は、今月30日に行われます。