検察は沈没旅客船セウォル号の船長に死刑を求刑しました。
検察は、光州地方裁判所で27日に開かれた沈没旅客船セウォル号の船長など乗組員15人に対する結審公判で、船長について死刑を求刑しました。
また、一等航海士と二等航海士、機関長については無期懲役を求刑しました。
検察は、船長について、事故の原因を引き起こし、乗客の救出も十分に行なわず、乗客よりも先に避難するなど、船長としての義務を怠り、304人を死亡させた責任は重いとして、死刑を求刑しました。
この事故では、船長や一等航海士ら4人が殺人及び殺人未遂で起訴され、ほかの乗組員らは遺棄致死及び傷害などの罪で起訴されています。