非正規労働者が600万人を超え、過去最大となりました。
統計庁が29日発表した「経済活動人口調査」によりますと、今年8月の時点で非正規労働者は607万7000人で、前の年より13万1000人増えました。
非正規労働者が600万人を超えたのは2002年に統計を取り始めて以来、初めてです。
一方で、非正規労働者の処遇は悪化していて、今年6~8月までの正規社員の平均賃金は月260万4000ウォンだったのに対して、非正規労働者の平均賃金は月145万3000ウォンで、その格差は115万1000ウォンに及んでいます。
前の年に比べると3万ウォン以上さらに格差が開いたもので、正規社員の平均賃金は1年で2.3%増えたのに対して、非正規労働者の平均賃金は1.8%の増加にとどまりました。
民間シンクタンクのLG経済研究所の関係者は、景気低迷の影響で企業が非正規雇用を増やしていて、労働市場の二極化が進んでいると指摘しました。