船舶や鉄鋼の輸出好調を受けて、先月10月の輸出高がこれまで最高となりました。
産業通商資源部が1日発表した10月の輸出入の暫定集計によりますと、10月1か月間の輸出は517億5500万ドル、輸入は442億5600万ドルで、差し引き74億9900万ドルの黒字となり、 貿易収支は33か月連続の黒字基調が続いています。
輸出は去年10月より2.5%増加し、輸入は3.0%減少しています。
輸出の増加率を品目別にみますと、船舶が35.1%、コンピューター15.3%、半導体12.2%、鉄鋼7.7%、石油化学6.2%、石油製品4.3%などとなっています。
一方、スマホなど無線通信機器は、2か月連続減少し、自動車も減少局面に入っています。
地域別には、アメリカ向けが25%増えたほか、中東向けが9.13%、中南米6.2%、中国へは3.7%増加しました。