韓国の消費者金融の市場シェアで、日系企業が占める割合が全体の半分以上に上っていることがわかりました。
金融当局によりますと、保有資産が100億ウォン以上の消費者金融業者98社のうち、日系企業の数は全体のおよそ21%にあたる21社でした。
しかし去年1年間の日系企業21社の貸し出し金額を合わせると、業界全体の市場シェアの56%を占める4兆9700億ウォンに上っていたということです。
韓国の消費者金融業界全体の貸し出し金額で日系企業が占める割合は、2009年に49%でしたが、2012年には初めて5割を超えて52%となっていました。
これについて業界関係者は、「消費者金融業界の日系企業は、韓国の業者に比べて低い金利で資金を調達しているため、より高い業績を挙げることができたものとみられる」と分析しています。