円安にもかかわらず、韓国の自動車部品の日本への輸出が好調で、ことし1月から9月までに3700万ドルの貿易黒字となったことがわかりました。
KOTRA=大韓貿易投資振興公社によりますと、ことし1月から9月末までの間に、日本への韓国の自動車部品の輸出額は、去年の同じ期間に比べて16.7%増えて6億7500万ドルに達しました。
一方で、ことし1月から9月までに日本の自動車部品の韓国への輸入額は、去年の同じ期間に比べて3.9%減って6億3800万ドルで、差し引き3700万ドルの貿易黒字となりました。
これについて専門家は、「円安が続くなか、韓国製の自動車部品の価格競争力は多少衰えているが、日本の自動車メーカーは海外からの安い部品の輸入を拡大しているため、高い品質の韓国製部品が好まれているものとみられる」と分析しています。