韓国の子どもたちの生活満足度が、OECD=経済協力開発機構加盟国の中で最も低いことがわかりました。
保健福祉部は、去年の11月と12月、18歳未満の子どものいる全国4000世帯余りを対象に調査をしました。
その結果によりますと、子どもたちの「生活満足度」は100点満点の60.3点で、OECD加盟国の中で最も低くなっています。
満足度が最も高かったのはアイスランドで90.2点、2位はフィンランドで89.8点でした。
韓国よりも1ランク上のルーマニアは76.6点で、韓国と16点以上の差がありました。
韓国の子どもたちの生活満足度を下げる主な原因は、勉強を強いられるストレス、校内暴力、インターネット中毒などの順でした。
生活満足度は、自分の生活をどのくらいのレベルと認識しているかを11段階で測定するWHO=世界保健機関の国際的な尺度で、5年ごとの児童総合実態調査では今回、初めて調査項目に含まれました。