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社会

韓国・馬島沖で朝鮮王朝時代の沈没船発見か 

Write: 2014-11-06 14:25:27Update: 2014-11-06 14:25:27

韓国・馬島沖で朝鮮王朝時代の沈没船発見か 

韓国西部、忠清南道(チュンチョンナムド)泰安(テアン)の馬島(マド)沖で、朝鮮王朝時代のものとみられる沈没船が発見されました。
文化財庁が5日に発表したところによりますと、馬島海域で今年6月から海中発掘調査を行った結果、5日午前11時45分頃、忠清南道泰安郡馬島沖の水深11メートルの海底で、長さ11.5メートル、幅6メートルの沈没船を発見したということです。
船体の内部からは、朝鮮時代初期に作られた粉青沙器2点が見つかったほか、船の周辺から朝鮮王朝時代の白磁111点が見つかり、朝鮮王朝時代の船である可能性が高いものとみられています。
船は、地方の貢物を当時の首都、漢陽(ハニャン)に運搬していて、沈没したものとみられています。
韓国では、これまで新石器時代、三国時代、高麗時代の船は海中調査で見つかっていますが、朝鮮王朝時代の船は発見されていないため、期待が高まっています。
船が発見された海域は、潮の流れが速く、水中に暗礁が多いのが特徴で、これまでに、高麗時代の船舶4隻と遺物2800点あまりが発見されています。

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