韓国の消費者心理が依然として冷え込んでいることがわかりました。
アメリカの調査会社ニールセンは、このほど、世界60か国の3万人を対象にアンケート調査を行い、その結果を6日に発表しました。
それによりますと、韓国の消費者信頼指数は52で、調査の対象となった60か国のうち、57位となっています。
消費者信頼指数は、経済や雇用状況、所得、暮らしの質などを総合し、経済に対する消費者心理を表したもので、100を上回ると今後景気がよくなると判断する人が多いことを意味し、100を下回ると景気が悪くなると判断する人が多いことを意味します。
また、韓国の回答者の87%は、向こう1年間の雇用の見通しについて、「悪い」または「良くない」と答えています。
さらに、現在の韓国経済について「不況と思う」と答えた人は87%に上っていて、今後1年以内に不況から抜け出すことができると思うかという質問では、59%が「思わない」と答えています。