冬を前にキムチを漬けこむ「キムジャン」の費用が、今年は白菜や唐辛子粉などの値下がりで、去年よりやや下がる見通しです。
「キムジャン」は冬の寒さに備えて、翌年の春までに食べる大量のキムチを11月下旬から12月中旬にかけて漬けこむ韓国の伝統行事です。
ソウル市農水産食品流通公社が6日にまとめたところによりますと、今年のキムジャンの費用は、4人家族の1世帯を基準にすると、白菜20株をはじめ、大根、唐辛子、にんにく、塩など13品目を購入する金額は、大型スーパーマーケットで平均21万4000ウォンと、去年より3000ウォン安くなっています。
また、伝統市場で購入すると平均17万3000ウォンで、去年より1000ウォン安くなるということです。
白菜と大根は、大型スーパーマーケットのほうが安く、それ以外の材料は、伝統市場で購入するほうが安いということです。