30年以上前、北韓の工作員によって新潟からら致された横田めぐみさんが、1994年に死亡したとする脱北者の証言が韓国で明らかにされ、注目を集めています。
拉致被害者家族の集いのチェ・ソンヨン代表は7日、今年9月に行なわれた日本政府の拉致問題対策本部との共同調査で、横田めぐみさんについての事情を知っているとされる、脱北者で北韓の元病院関係者2人と面談し、めぐみさんが平壌(ピョンヤン)の精神病院で薬物治療などを受け、1994年4月に死亡したとの証言を得ていることを明らかにしました。
面談の内容は、日本政府向けの「報告書」にまとめられ、この中で、関係者は、「めぐみさんは薬物過多で死亡し、死亡後、病院の近くの山に埋められた」と証言したということです。