人の体重と身長から肥満度を算出する「BMI指数」が35以上と特に高い人は、高所得者より低所得者に多いことがわかりました。
国民健康保険公団のまとめによりますと、去年を基準とした韓国の人口のうち、BMI指数が35以上と肥満度が特に高い人が占める割合は、11年前の2002年に比べて2.9倍多い0.49%でした。
所得別に見ますと、国民健康保険料の納付金額で上位5%の高所得者のうち、BMI指数が35以上の人は0.35%だったのに対し、政府から生活支援を受けている低所得者は、その3.5倍の1.23%に上りました。
これについて専門家は、「低所得層に肥満度の高い人が多いのは、値段が比較的安いものの、カロリーが高くいファストフードなどを食べる場合が多いうえ、生活が困難などの理由で定期的な運動をすることができないためとみられる」と分析しています。