韓国で製造された乳幼児用粉ミルクの中国への輸出が増加しています。
農林畜産食品部によりますと、先月10月の1か月間に、韓国製粉ミルクの中国への輸出額は747万ドルで、1年前と比べて82%増加しました。
また、ことし1月から10月までの輸出額は、去年の同じ時期より25%多い5990万ドルでした。
韓国製粉ミルクの中国への輸出額は、5年前の2009年には470万ドルでしたが、2011年に2380万ドルへと大幅に増え、去年2013年は5640万ドルになりました。
これについて農林畜産食品部は、「中国では最近、一人っ子政策が緩和され、特定の条件を満たせば2番目の子どもを持つことができるようになったため、子ども用品の需要が増えている。また、2008年に中国製粉ミルクの品質問題が発生したことを受けて、韓国製粉ミルクの輸入が増えているとみられる」と説明しています。