日本の量的緩和政策が続いているなか、この6か月間で日本から韓国の株式市場に3000億円あまりの資金が流れ込んだことがわかりました。
ハナデトゥ証券が10日に発表したところによりますと、日本の投資家は、ことし4月から9月までの6か月間で3兆150億ウォン、およそ3170億円の買い越しだったということです。
これは、ヨーロッパの投資家が同じ期間に3兆4250億ウォン、およそ3600億円の売り越しだったのとは対象的でした。
韓国の株式市場に日本の資金が集まっていることについて専門家らは、 安倍政権の経済政策「アベノミクス」による量的緩和で、金利が低い日本で資金を借りて海外に投資する、円キャリー取引が本格化したためとみています。