韓国では、数字の「1」がロッテのスティック状のチョコレート菓子「ペペロ」に似ているとして、「1」が4つ並ぶ11月11日を「ペペロデー」として、友達や恋人同士で「ペペロ」を交換するイベントがあり、この「ペペロデー」のマーケティング効果が、バレンタインデーを大きく上回ることがわかりました。
大型スーパー「ロッテマート」が10日に発表したところによりますと、2011年から2013年まで3年間のペペロとバレンタインデーのチョコレート、それにホワイトデーのキャンティーの売り上げを分析した結果、売り上げの増加幅はペペロデーがもっとも大きく、バレンタインデーの9倍を上回ったということです。
ペペロは、ペペロデーの1週間前から当日までの売り上げが、2週間前の売り上げに比べて83倍に増えたのに対して、同じような計算方法でバレンタインデーのチョコレートは9倍に、ホワイトデーのキャンディーは7倍に増えていました。
これについて、ロッテマートの関係者は、「ペペロは、チョコレートやキャンディーより割安で、友達同士でも交換するため、売り上げ拡大の効果が大きいようだ」と話しています。