ロシアと共同で建設に取り掛かっている北韓の内陸鉄道現代化事業について、北韓の政府関係者が、南北とロシア、ヨーロッパを結ぶ鉄道建設事業の第1段階だと強調し、発言の意図に関心が寄せられています。
北韓の鉄道省の関係者は、今月8日、北韓の週刊誌「統一新報」とのインタビューで、北韓とロシアの間の鉄道現代化事業は、両国の共同発展と国益にかなう大規模な鉄道協力計画の第1段階だと述べました。
また、これは南北とロシア、ヨーロッパを結ぶ鉄道建設の一環でもあると説明しました。
専門家の間では、3か国の協力体制を構築しようとしているのはないかとみています。
北韓は、 平安南(ピョンアンナム)道殷山(ウンサン)郡斎洞(チェドン) と平壌市江東(カンドン)を結ぶ内陸鉄道現代化事業をロシアと共同で進めることに合意していて、先月21日に着工式を行っています。