APEC＝アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するために中国を訪れているアメリカのオバマ大統領は12日、北京で中国の習近平国家主と会談し、韓半島の非核化で一致しました。
オバマ大統領は、首脳会談の後の記者会見で、「アメリカと中国は、北韓の核開発計画が成功しないという認識で一致した」と述べました。
一方、習主席は、韓半島の非核化、平和と安定、対話による問題の解決という中国の掲げる3大原則を改めて示して、6か国協議の早急な再開に向けた取り組みを強調しました。
このほかに両首脳は、偶発的な軍事衝突を防止することや、気候変動の共同対策として温室効果ガスの排出量を削減していくことでも合意しました。
アメリカと中国の首脳会談が開かれたのは、去年6月以来1年5か月ぶりです。