韓国銀行は13日、金融通貨委員会を開き、政策金利を現行の年2%に据え置くことを決めました。
これは先月、政策金利を0.25%引き下げたことから、利下げの効果をしばらく見守るという判断によるものとみられます。
アメリカFRB=連邦準備制度理事会が来年半ば頃に政策金利を引き上げると予想されていることや、家計負債が急速に増えていることなどから、市場では、金利の据え置きを予想する見方が広がっていました。
ただ、ウォン高円安傾向がさらに進んだ場合などは、経済状況を見極めたうえで、さらなる利下げに踏み切る可能性もあり、市場では、その時期について来年上半期になるのではないかとする見方が出ています。
政策金利は、去年5月に2.75%から2.5%に引き下げられて以来、14か月連続で据え置かれていましたが、8月と10月にそれぞれ0.25%引き下げられています。