アメリカのサンフランシスコ国際空港で、韓国のアシアナ航空機が着陸に失敗して炎上した事故と関連して、アシアナ航空が仁川（インチョン）とサンフランシスコを結ぶ路線の45日間運航停止の行政処分を受けることになりました。
この事故は、去年7月、アシアナ航空機がサンフランシスコ空港で着陸に失敗し、機体が炎上して乗客3人が死亡、187人がけがをしたものです。
韓国の国土交通部は14日、行政処分審議委員会を開き、サンフランシスコ国際空港での事故と関連して、アシアナ航空に仁川（インチョン）とサンフランシスコを結ぶ路線の45日間運航停止の行政処分を下すことを決めました。
運航停止処分は、航空法に則って事故の人的・物的被害の規模から決まるもので、運航停止の時期はまだ決まっていません。
アシアナ航空は、1日1回仁川～サンフランシスコ路線を運航していて、今回の行政処分によって、およそ150億ウォン、日本円でおよそ15億8400万円の売上の損失やイメージへの打撃を受けるとみられます。
この行政処分に対して、アシアナ航空は10日以内に異議を申し立てることができます。