金剛山観光事業などを進める現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長が北韓を訪問します。
韓国の統一部が16日に明らかにしたところによりますと、玄貞恩会長をはじめとする現代グループの関係者22人の北韓訪問を承認したということです。
一行は、18日に北韓の金剛山観光地区を訪問し、金剛山観光事業16周年記念行事に出席し、観光地区内の施設などを点検するということです。
ただ、北韓の高官と会う予定はないということです。
記念行事は毎年開かれていますが、玄貞恩会長が出席するのは5年ぶりです。
金剛山観光事業は1998年に始まりましたが、2008年7月に韓国人女性観光客が北韓兵士の銃撃で死亡する事件が起き、その後、中断しています。