就業者100人のうち8人は短時間労働者で、増加する傾向が続いていることが分かりました。
統計庁がこのほど発表した資料によりますと、今年8月の時点で短時間労働者は203万人で、1年前に比べて8%、14万9000人増えました。
短時間労働者が200万人を超えたのは初めてです。
就業者全体に占める短時間労働者の割合も増え、2004年には4.8%でしたが、今年は7.9%に増えています。
韓国では2008年のリーマン・ショック以来、短時間労働者が増えていますが、政府が雇用増大に向けて短時間労働を奨励していることもあって、増加する傾向が続いています。
短時間労働者を見ますと、男性4%に対して女性は13%と、女性の割合が男性を大きく上回り、中でも、60歳以上が28%、20代が21%と、高齢層と若年層の短時間労働者の割合が多くなっています。