済州島を訪れる日本人観光客の数が減っていることを受けて、来月から済州島と日本を結ぶ直航便の運航便数が大きく減るもようです。
済州道が17日、発表したところによりますと、大韓航空は現在、それぞれ週7便運航している済州と東京、済州と大阪を結ぶ路線の便数を12月から来年3月までの間、それぞれ週5便に減らすということです。
また現在、それぞれ毎週3 便運航している大韓航空の済州~名古屋路線とアシアナ航空の済州~福岡路線は、休止となります。
これは、日韓関係の冷え込みや円安などの影響で、済州島を訪れる日本人観光客が減って、搭乗率が低くなっているためとみられます。
ことし1月から7月までの大韓航空とアシアナ航空の搭乗率は、最低で44%にまで落ち込んでいます。
またことし1月から今月15日まで、済州島を訪れた日本人は、およそ9万人で、おととしの同じ期間のおよそ12万人に比べて25%も減っています。