韓国南西部の全羅北(チョンラブク)道金堤(キムジェ)市のアヒル飼育農場で高病原性の鳥インフルエンザが発生し、アヒル5万羽あまりが処分されました。
全羅北道が17日、明らかにしたところによりますと、金堤市のアヒル飼育農場で今月15日に鳥インフルエンザが発生した疑いがあるという届出を受けて、農林畜産食品部が検査した結果、高病原性のH5N8型の鳥インフルエンザと確認されたということです。
全羅北道は、届出を受けてからすぐ、この農場のアヒル5万羽あまりを処分するとともに、近くの農場2か所のアヒルを検査した結果、感染していませんでした。
今回鳥インフルエンザが発生した農場は、今月7日に発生した農場と600メートルあまり離れていて、全羅北道防疫当局は、消毒ポイント33か所と移動制限ポイント53か所を設置するほか、渡り鳥の飛来地に対する消毒を強化し、防疫を徹底させるとしています。