現代グループの玄貞恩（ヒョン・ジョンウン）会長は、金剛山観光16周年記念行事に出席するため北韓を訪れていましたが、18日、韓国に戻り、「金剛山観光の再開に向けて年内に道を開くことで北韓側と一致した」と語りました。
記念行事には、北韓側から元東淵（ウォン・ドンヨン）朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長らおよそ20人が出席し、金剛山観光再開の決意を込めて記念植樹を行ったということです。
玄貞恩会長はまた、「金正恩（キム・ジョンウン）第1書記からの口頭のメッセージはなかったが、第1書記から元東淵副委員長に誠意を込めて行事を準備するよう指示があったと聞いた」と述べました。
玄貞恩会長と現代峨山の趙建植（チョ・ゴンシク）社長ら22人は、18日午前、江原道（カンウォンド）高城の南北出入事務所から北韓に入り、記念行事に出席した後、観光地区内のホテルなどを点検しました。
記念行事は毎年開かれていますが、玄貞恩会長が出席したのは５年ぶりでした。