三星電子はスマートフォンの機種を減らす一方、普及価格帯の機種は増やしていくことにしました。
三星電子は、17日にニューヨークで開かれた投資説明会で、来年はスマートフォンの機種を25~30%程度減らし、一方で普及価格帯の機種の販売に力を入れていくとしました。
三星電子のスマートフォンについては機種が多く、集中力に欠け、収益性が下がっているとの指摘が出ていました。
また、中国のアップルといわれる新興スマホメーカー、小米(シャオミ)がシェアを伸ばしていることについて、予想以上に速い速度でシェアを伸ばしているとしたうえで、費用を節減するほか、普及型機種の販売に力を入れ、価格競争力を確保していきたいとしました。
小米はわずか3年で業界第3位に台頭し、中国市場ではすでに三星電子のシェアを追い越してトップになっています。