円安ドル高の影響で、ソウル外国為替市場では20日、前日より8ウォン80銭高い1115ウォン10銭で取り引きを終えました。
これは、去年8月以来1年3か月ぶりの最安値です。
こうしたウォン安傾向には、アメリカの連邦公開市場委員会が、利上げの内容が盛り込まれている10月の議事録を公表したことを受けて、ドル高が進んだことが背景にあります。
また、日本が消費税率の引き上げを2017年4月に先送りし、総選挙を前倒しすると発表したことが、依然として円安傾向に影響していて、円の対ドル相場に同調する傾向のあるウォンの対ドル相場もともに下がったものとみられます。