アメリカのオバマ大統領が21日、 5年以上アメリカに住むなど一定の条件を満たす不法移民の滞在を認める移民制度改革を大統領令で実施する考えを表明し、アメリカ駐在の韓国人およそ10万人あまりが恩恵を受けるものとみられます。
アメリカの世論調査機関が20日発表したところによりろいますと、2012年末現在、アメリカにいる韓国人の不法滞在者はおよそ18万人に上っています。
また韓国政府のことしの国政監査で、アメリカ駐在韓国大使館が提出した資料によりますと、アメリカにいる韓国人の不法滞在者は23万人で、今回の移民制度改革で在米韓国人のおよそ10万人あまりが恩恵を受けるものとみられます。
アメリカの不法滞在者を国籍別でみますと、メキシコが585万人でもっとも多く、韓国はインド、中国、フィリピンなどに次いで8番目となります。