韓国社会に対する国民の信頼度は、10点満点で半分以下の4.59点に止まっていることがアンケート調査でわかりました。
韓国保健社会研究院は、ことし7月から8月まで、全国の19歳以上の成人男女3648人を対象に「韓国社会の信頼度」についてアンケート調査しました。
それによりますと、「韓国社会への信頼度はどれくらいか」という質問に対して、｢全く信じられない状態｣を指す0点から、｢非常に信頼できる状態｣を指す10点までの点数で回答してもらったところ、回答者の平均は4.59点に止まりました。
また、「韓国の所得格差についてどう思うか」という質問に対して、「非常に深刻な状態」を指す1点から、「全く問題ない状態」を指す5点までの点数で回答してもらったところ、回答者の平均は1.76点で、多くの国民が韓国の所得格差が深刻な状態だと考えていることがわかりました。
これについて韓国保健社会研究院は、「社会の信頼度は、所得格差と大きく関係しているため、格差を解消することで、社会への信頼度を高めることができるとみられる」と指摘しています。