外信のソウル支局閉鎖が目立っています。
アメリカのワシントン・ポストは李明博政権のときにアジア総局を東京からソウルに移しましたが、今年7月にソウルから東京にアジア総局を移しました。
また、フランスのフィガロは最近、ソウル特派員を上海に移動させ、アメリカのロサンゼルス・タイムズはソウル支局を閉鎖するなど、外信のソウル離れが相次いでいます。
こうした傾向は、アジアで日本や中国のニュースの重要性が増していることもありますが、外信に対する政府の閉鎖的な姿勢がその原因だとする指摘も出ています。
今年に入ってから外信記者との懇談会を開いたのは、閣僚の中では企画財政部の長官が唯一で、大統領府青瓦台の報道官や主要閣僚は外信記者との懇談会を一切開いておらず、外信記者の間では、政府関係者に会うことすら難しく、取材が難しいとの声が出ているということです。