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韓半島

崔竜海労働党書記 ロシア訪問終えて帰国

Write: 2014-11-25 11:38:43Update: 2014-11-25 15:25:45

崔竜海労働党書記 ロシア訪問終えて帰国

金正恩第1書記の特使としてロシアを訪問していた崔竜海(チェ・リョンヘ)労働党書記が、プーチン大統領との会談など8日間の日程を終えて24日、平壌に戻りました。
今回の訪問でのもっとも大きな成果は、ラブロフ外相との会談で、金第1書記とプーチン大統領の首脳会談の開催について互いに共感を示したことです。
金第1書記としては政権発足後初めてとなる朝ロ会談が実現すれば、両国関係がさらに深まるうえ、朝中関係にとどまっていた北韓の外交路線が広がるきっかけになるという評価が出ています。
またラブロフ外相が、「北韓は前提条件なしに6か国協議に復帰する用意があるとの姿勢を示した」と伝えたことや、北韓が寧辺(ヨンビョン)の核関連施設の再稼動を準備しているという報道について、「確実な証拠が必要だ」と述べたことで、ロシアという心強い味方を得たことも成果として挙げられます。
プーチン大統領との会談で、金第1書記からの親書を渡し、旧ソ連時代の同盟関係の復元の意向を伝えたことも北韓としては収穫と言えます。
一方、今回の訪問に同行したノ・グァンチョル総参謀部副総参謀長も19日、ロシア軍総参謀部作戦総局長と、李光根(リ・ グァングン)対外経済次官も同じ日に、ロシア極東開発相と会談し、両国の軍事・経済協力の強化について議論しています。
専門家は、「今回の訪問で北韓とロシアが反米、反西欧同盟を結ぶことになれば、北東アジアの安全保障にも変動が起こるだろう」とみています。

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