景気低迷が続くなか、韓国の家計負債が、1060兆ウォンを超え、これまででもっとも大きくなりました。
韓国銀行が25日、発表したところによりますと、9月末の時点で韓国の家計負債は、6月末より22兆ウォン増えて1060兆3000億ウォンとなり、これまでで最高となりました。
494兆ウォンだった2004年に比べると、10年間で2倍に膨れ上がっています。
内訳を見ますと、家庭向けの貸付によるものが、95%の1002兆ウォンで、そのほかは、クレジットカードによる決済などの販売信用でした。
このように家庭向けの貸付が増えている背景には、住宅担保貸付が増えていることがあり、住宅担保貸付は、第2四半期に7兆ウォン増えたものが、第3四半期には11兆ウォン増えました。