北韓は、独立70周年となる来年、ロシアと共同で記念行事を行うことになりました。
北韓の国営朝鮮中央通信は25日、金正恩第１書記の特使として崔龍海（チェ・リョンヘ）労働党書記がロシアを訪問したことについて詳しく伝え、その中で、崔龍海労働党書記が20日にロシアのラブロフ外相と会談し、経済分野をはじめとする多様な分野の協力について意見を交わしたとしました。
また、協力拡大の一環として、北韓の独立記念行事とロシアの戦勝記念行事に互いに代表団を派遣することにしたとしました。
来年は北韓にとって独立70周年にあたり、ロシアにとっては対ドイツ戦勝70周年にあたることから、両国はともに盛大な記念行事を行うことにしています。
朝鮮中央通信は、崔龍海労働党書記がプーチン大統領に会ったことについても触れ、政治、経済、軍事など、すべての分野で協力をさらに拡大することにしたと強調しました。
北韓は、中国との関係が冷え込んでいることもあって、ロシアとの協力拡大に力を入れています。